蒲生のシンボルである「蒲生のクス」は、大正11年3月8日に国天然記念物に、昭和27年3月29日には国特別天然記念物に指定されています。推定樹齢は約1,500年とされ、高さ30m、根回り33.57m、幹回り24.22m、内部には直径約4.5mの空洞があります。これはなんとおよそ畳8畳分に相当するそうです。四季によって表情を変化させる大楠は、4月上旬ごろから若葉が芽吹きはじめ、5月ごろに葉が一層青々となります。

蒲生八幡神社　TEL：0995-52-1265

(参照元 /『蒲生の史跡・文化財』鹿児島県蒲生町観光協会)

蒲生の大楠が根付く蒲生八幡神社の社務所は喫茶としても機能しており、大楠を眺めながらゆっくりと過ごすことができます。抹茶や茶菓子を頼むこともできるので、一休みに利用してみてはいかがでしょうか。

蒲生八幡神社社務所　TEL：0995-52-1265

蒲生八幡神社を出て町役場のほうへ向かうと八幡麓と呼ばれる武家屋敷群で構成される古い町並みに出ます。静かなたたずまいを今に残しており、歴史の残り香を堪能できます。

(参照元 /『蒲生の史跡・文化財』鹿児島県蒲生町観光協会)

御仮屋門、役場などを通り南へ歩くと、蒲生町物産館『くすくす館』を見つけることができます。平成15年の4月のオープン以来、地産地消をモットーに、採りたての地場野菜、加工品など品揃えも多く、売り上げも好調といいます。屋内には休憩コーナーも設けられており、ゆっくりとくつろぐことができます。

くすくす館　TEL：0995-54-3099

蒲生麓から西へ車でしばらくいくと蒲生町多目的温泉保養センター『くすの湯』を見つけることができます。皮膚をなめらかにする効能があることから「美人湯」ともいわれています。途中案内看板がありますので、疲れを癒すためにぜひ行かれてみてはと思います。

くすの湯　TEL：0995-52-9976